2015年9月13日日曜日

9月6日 ヒヨドリバナ

これも、「あれ?フジバカマかな?」と一瞬思ったものの、違和感を覚えたので調べてみて名前が判りました。

ヒヨドリバナ
Eupatorium makinoi
キク科ヒヨドリバナ属の多年草
原産地:日本

フジバカマに比べると、全体に小柄な感じがします。また、花も白っぽいようです。さらに、フジバカマは葉が三裂しますが、コイツはしません。
前回のオミナエシのすぐ脇に群生していました。同じような場所が好きなんでしょうね。
名前は、ヒヨドリの鳴くころに花が咲くからだそうです。そういえば、夏の内はヒヨドリはおとなしいですね(笑)








2015年9月12日土曜日

9月6日 オミナエシ

秋の七草の代表格ですね。

オミナエシ
Patrinia scabiosifolia
オミナエシ科オミナエシ属の多年草
原産地:日本、中国など
別名:チメグサなど

子供の頃は、草っ原にいくらでも生えていた記憶があります。こいつは、そのような明るい場所が好きなのですが、最近ではある程度管理された草っ原を見かけることは少なく、この花を見かけることも減ったような気がします。
この花に限らず、人の暮らしに寄り添ってきた花たちが姿を消してしまうのはとても残念なことです。やはり里山や原っぱは日本人の原風景で、何とか残す努力をしたいですね。私も出来るだけ、里山保全などに関わっていきたいと思っています。














2015年9月11日金曜日

9月4日 オクラ

すっかり日本の食卓に馴染んだオクラ。実はオクラというのは英語で、原産地はアフリカなんです。

オクラ
Abelmoschus esculentus
アオイ科トロロアオイ属の一年草
原産地:アフリカ
別名:ネリ、オカレンコンなど

独特の粘りが、いかにも体に良さそう。叩きとか天麩羅とかも美味しいですね。でも、私のお勧めは、アメリカ南部で食べられるケイジャン・クレオール料理の中のお蔵入り…もとい、オクラ入りスープの「ガンボ」。スパイシーで美味しいです。
ちなみに、ハイビスカスなどのアオイ科フヨウ属とは親戚筋で、黄色い花もなかなかの美しさです。








2015年9月10日木曜日

9月5日 秋の実たち イヌビワ

この実も最近見かけることが多くなりましたが、最初は何だか判りませんでした。

イヌビワ
Ficus erecta
クワ科イチジク属の落葉樹
原産地:日本(関東以南)
別名:ヒメビワ、イタビ

どうやって名前を調べたのかと言うと…。
ググりました(笑)。イチジクの様な実が気になったので「林・イチジクの様な実」で検索をかけたら一発でした。便利な世の中です。
ちなみに名前に付く「イヌ」という接頭語は、役に立つ植物に似てはいるものの役立たず…位の意味です。イヌに失礼ですね。
また、受粉にはイヌビワコバチとの不思議な共生関係が必要ですが、説明が難しいので、気になる人はググって(笑)
さらに、イシガケチョウという世にも美しいタテハチョウ科の蝶の食草ですが、残念ながらイシガケチョウは紀伊半島以南にしか生息していないので、直接見たことがありません…。気になる人はググって(笑)







2015年9月9日水曜日

9月6日 秋の実たち ガマズミとコムラサキ

ガマズミは林、コムラサキは庭と、見られる場所は違いますが、双方ともなかなか日本的風情に溢れています。
林にはコムラサキの親戚筋の、「元祖」ムラサキシキブもありますが、今回の散歩道には見当たりませんでした。
ガマズミの実は食べることが出来て、やはり果実酒などにするとなかなかのものです。


ガマズミ



ガマズミ



コムラサキ



コムラサキ(日陰と日向で違う色に見えますね)

2015年9月8日火曜日

9月6日 秋の実たち ハナミズキとヤマボウシ 

5から6月にかけて花を咲かせるハナミズキ(アメリカヤマボウシ)とヤマボウシ。
同じミズキ科ミズキ属の落葉樹ですが、その実はえらく違う風情です。
何だか不思議ですね。
ちなみに、ヤマボウシの実は食べられるようです。果実酒などにも良いとか。でも、なんとなく得体のしれない感じなので、ビビって試しておりません…。


ハナミズキ



ハナミズキ



ヤマボウシ



ヤマボウシ

2015年9月7日月曜日

9月6日 ベランダ菜園現況(間引き)

8月30日に播いた、ヒマワリ、ディル、茎ブロッコリー、カキナ。ほぼ揃って発芽してくれたので、一回目の間引きを行います。この時点ではパクチーはまだ発芽していません。こいつはいつも遅いんだよなぁ…

さて、間引きです。園芸作業で一番嫌がられる作業です…。曰く、「可哀そう」。曰く「勿体ない」。でもとても大事な作業なんです。

人間でも小さい時は誰かといないと寂しいけれど、ある程度大人になると、一人部屋で自分の時間が欲しくなりますよね。そんな感じです。

コツは、奇形葉、育ちの悪いもの、育ちが良すぎるものを間引いて、標準的なものを残すこと。また、引っこ抜くと、隣の株も一緒に抜けたり、根が傷ついたりするので、鋏で根元から切る方が安心ですね。

ああ、スッキリした。


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