2012年11月30日金曜日

ヨモギの虫こぶ

ヨモギ餅に使うヨモギ

Artemisia indica

あちこちに生えていて、特に説明もいらないキク科の多年草です。
ヨモギ餅はおいしいのですが、ヨモギの花粉は秋の花粉症の原因の一つともいわれます。

さて、特定の植物に、特定の虫が寄生すると、植物自体が反応して「虫こぶ」といわれるこぶ状のものを作ることがあります。これは「ふし」と呼ばれることもあります。
今回はヨモギの虫こぶ。
その形態をみると、虫こぶは「ヨモギクキマルズイフシ」で、「ヨモギマルフシミバエ」が寄生してできるものです。ワタクシは専門家ではないのでにわか勉強で自信がありませんが…。しかしすごい名前です。漢字変換かけたらこうなります。「ヨモギ茎丸髄父子」「ヨモギ丸父子見栄え」…(笑)

虫こぶの中にはタンニンを多く含むものもあり、ヌルデにできる虫こぶなどはその昔はお歯黒の材料にしたようです。人類は何でも利用しますね(笑)

2012年11月24日に横浜市栄区で撮影しました。



0 件のコメント:

コメントを投稿