2015年8月16日日曜日

8月9日 アサガオの仲間たち 4

恥ずかしいのですが、アサガオとセイヨウアサガオの見分け方にまったく自信がありません。そんなわけで、今回は両者を一気にご紹介。詳しい方は、今回の写真がどれなのかお教えください。9月下旬になればセイヨウアサガオだけ開花しているので、そのころにもう一度アップしますね(笑)


セイヨウアサガオに押されて、最近は意外と見かけないのがご存じのアサガオ。
誰だって小学校の頃に育てたことのあるお馴染みの花ですね。他のアサガオ類との見分け方は、葉っぱに細かい毛が密生していることと、一つの節から一つの花しか咲かせない事。また、他のアサガオ類と比べて、背丈もあまり伸びず、ずっと繊細な印象を与えます。でも、花色の多様性は天下一品ですね。花は日没後10時間程度で開花し、朝10時頃にはしぼんでしまう1日花です。

江戸時代から、古典園芸植物として親しまれ、数多くの変化咲きや葉芸が記録されています。なんと花色が黄色のものもあったとか。
しかも、これらはきちんとメンデル遺伝と同様に優勢・劣性・分離・固定などが調べられていたようですね。素晴らしきは江戸の園芸です!

アサガオ
Ipomoea nil
ヒルガオ科サツマイモ属のツル性一年草
原産地:熱帯アジア、ヒマラヤ周辺など




ソライロアサガオとマルバアサガオを合わせてセイヨウアサガオと呼ぶことが多いようです。
私には見分け方が難しく、今回はセイヨウアサガオと言うことで。

アサガオと違い、一つの節からいくつもの花を咲かせます。また、茎や葉には毛が少なく、つるっとしています。一般にアサガオよりは花期が遅く、品種によっては9月以降に満開になりますが、最近は早生系の品種も多いようですね。

早朝には開花しており、アサガオより花はやや長持ちし、状況によっては昼ごろまでしぼまない時もあります。

品種としては、ヘブンリーブルーやフライングソーサーなどが有名ですね。早生系のアーリーヘブンリーブルーなんてのもあるようです。
いかにもな名前のアーリーコールはアサガオの品種ですのでご注意を(笑)

セイヨウアサガオ
Ipomoea purpurea、Ipomoea tricolor
ヒルガオ科サツマイモ属の一年草
原産地:熱帯アメリカ






















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