2011年10月26日水曜日

無実の罪  セイタカアワダチソウ

もともとは観賞用に輸入されたものがエスケープして広がった典型的な帰化植物です。
セイタカアワダチソウ Solidago altissima


以前は、秋の花粉症の原因といわれて忌み嫌われていましたが、こいつの花は虫が花粉を媒介する虫媒花です。風で花粉が遠くまで飛ぶ風媒花ではないので、花粉症の件は無実の罪ということになりました。

良くみるとなかなか綺麗な花ですが、何しろ繁殖力が旺盛ではびこるので、やっぱり嫌われてしまいます。

こいつは根から他の植物の生育を阻害する物質(アレロパシー物質)をだすため、単一の群落を形成しやすいのですが、アレロパシー物質の濃度が高まると、自分自身も元気が無くなり絶えてしまうとも言われています。不思議ですね。


2011年10月23日 横浜市栄区 はびこってます…



2011年10月23日 横浜市栄区



2011年10月23日 横浜市栄区 こうしてみると綺麗です

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