2012年1月22日日曜日

区別がわからん! オオイタビ(フィカス プミラ)

良く、壁に張り付いているのを見るオオイタビ
Ficus pumilla L.

しかし、日本の関東以西にも分布するオオイタビと園芸で利用される通称「フィカス プミラ」が同じ種なのか、近縁種なのかが良くわからないのです(泣)
少なくとも極めて近縁なのは間違いないのですが…。園芸で利用される「フィカス プミラ」の方が葉っぱが少し縮れていてやさしい感じなのです。

このような壁にへばりつく植物は、一般に「付着根」いう根で壁にへばりついています。付着根は養分を吸ったりはしないのですが、「根酸」を分泌して壁面をわずかに溶かして食い込んで植物体を保持していると言われています。

さて、今回調べていてわかったのですが、台湾のデザート「愛玉子」(オーギョーチー)はこいつの変種の実からとれるペクチンで作られるのが本式なのですね。全く知らなかった…。ちょっとびっくり!

2012年1月14日に横浜市栄区で撮影しました。


良く茂っていますね



付着根でへばりついています



白壁とのコントラストが素敵です!

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