2012年7月19日木曜日

サボテンさまざま

みなさんおなじみのサボテン
ナデシコ目サボテン科(Cactaceae

ゴマンと種類と品種があり、極めてマニアックな園芸植物です。深入りすると危険です(笑)。トゲにやられますよ。

それではいくつか話題を。

サボテンの仲間は、南北アメリカ大陸に分布しています。よく「アフリカ原産」と思われますが、同じような気候(高温乾燥地)に適応した、形はそっくりですが全く別種の植物がアフリカには分布しています。トウダイグサ属(ユーフォルビア)なんかが多いようですね。
別の生物が、同じような環境条件に適応した結果、仕組みや形態が似てしまうことを「収斂進化」というのですが、サボテンとユーフォルビアはその好例ですね。


 横浜にある保土ヶ谷バイパスのそばに有名なサボテンの生産者がいらっしゃいますが、彼曰く
「間違えてキンシャチ(でっかい、まるいサボテン)に、座ったことがあって、初めて一流のプロ!」
 キンシャチの棘はものすごいのでさぞかし痛いことでしょう(笑)


 また、同じくでっかいキンシャチを移動させるときには、分厚い革の手袋をして、なおかつ新聞紙をくしゃくしゃにして丸めたものをもって、それでつかむそうです。


 今回のサボテンは、前回のグラジオラスと同じお宅です。落ちていた葉っぱを拾って挿芽をして三年目だそう。植物の顔色を見るのが上手な方なのですね。


写真は2012年7月16日に横浜市栄区で撮影しました。


折れやすいのでしばってあります



直径5センチくらい

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